みなさんこんにちは!
トレーダーのサスケです。
今回は、水平線の引き方について解説していこうと思います。
トレードをするうえで水平線は欠かせませんよね。
しかし水平線はシンプルでありながら、ただ単に引けばいいというものでもありません。
特になにも意識しなければ水平線なんて何本でも引けてしまいますよね。笑
本記事では、水平線を引く際に最重要な2つのポイントとトレードする際の注意点について詳しく説明していきます!
・本記事の内容
- 水平線を引く際の注意点が分かる。
- 水平線を使って負けにくいトレードが学べる。
- 水平線の重要性が分かる。
そもそも水平線とは?
水平線とは、チャートに引く水平な線です。つまり価格です。
トレードを行う際には、レジスタンスやサポートとして機能します。
水平線は、上位足(外側)から引く
水平線は、上位足から引いていきましょう。
月足、週足、日足の水平線は、節目にもなり大衆に意識されます。
また、水平線はレンジ幅を意識するためにも外側から引いていきましょう。
言葉だけでは分かりにくいので画像を使って説明していきます。
XAUUSD(ゴールド/米ドル)の週足です。
週足→日足→4時間足→1時間足…の順に落としていきます。
まずは、1本水平線を引きました。現在価格から一番近い意識されている価格です。
他にも意識されている価格はありますが、週足でたくさんの水平線を引くことは必要ないです。
その価格に到達するの何か月先になるの?という話ですから(笑)
まあ、チャネルやトレンドライン等は、チャートの流れや角度を見るために大きな範囲で引いてもいいと思いますが、水平線は直近の重要な価格を確認するだけなので特に不要です。
日足です。
ここでは、2本の線を追加しました。
1728.4と1622.4です。
なぜ水平線は外側から引くかというとレンジ幅を意識するためです。
先ほどの2本の水平線に青色の水平レイを引きました。
トレードにおいて、安く買って高く売る、高く空売りして安く買い戻すが基本です。
このレンジ幅を意識した際、黒ボックスエリアは、中途半端な価格帯なのでポジションメイクにはあまり向きません。
もちろん今回は明確な下落トレンドが発生していますので、複合的な根拠を踏まえ、ショートを狙って言ってもいいかもしれません。
次に、外側に引くことの重要性を詳しく解説していきます。
今回引いた黄色の水平線。
何回も反発しているため意識されていないとは言えませんよね。
ですが、実際にこの水平線を根拠にトレードしたらどうでしょうか?
ロングやショートの繰り返しで絶対に消耗してしまいます。
また、レンジの中での水平線は、ノイズも多かったり全体的な節目となりにくいことが多いです。
反発回数が多い水平線ではなく、レンジ幅を意識した水平線を引くことを心掛けましょう!
水平線の価格帯は、ゾーンで意識する。
水平線は、ピッタリで反発することもありますが、ほとんどがすこしずれた位置で反発します。
ですので自分の引いた水平線ぴったりで反発すると妄信せずゾーンで意識するのが重要です。
ローソク足のヒゲと実体の間や反発の多い価格帯をボックスとして見るのが最適です。
ゾーンを意識したトレード
ゴールドは下落トレンド中ですので、赤矢印のところでショートエントリーをすることができます。
黒ボックスの中で2~3つのポジションメイクをするのが良いと思います。
上記のように前回安値を背にロングすることもできます。
こちらも黒ボックスのエリアで2~3つのポジションメイクをするのが良いでしょう!
水平線トレードをする際の注意点!
水平線トレードをする際に最も重要なことを説明します。
それは、、、
”目線を固定する”です。
目線を固定しなければ、反発すると思ってロングを入れて、やっぱり水平線ブレイクしそうだと思ってロングをカットしてショートを入れて、そうすると下髭を作ってきたからやっぱり上かと思ってショートをカットしてロングを入れたりしてしまいます。(特に初心者の方)
つまり狼狽してしまうのです。
水平線は、節目になりえますが水平線を割れたらとりあえずは落ち着いて様子見するようにしましょう!
勝てるトレード手法には水平線が必要不可欠!
いかがだったでしょうか。
水平線を引く際に重要な2点を意識し、水平線を使ってトレードするときは、目線を固定することを意識してください。
では、また!